東 アフリカ バッタ 被害。 東アフリカのバッタ大発生で深刻な農業被害 日本に来る可能性は?

東に向かうバッタの大群、アフリカからインドに到達 生息範囲広げ「壊滅的な結果もたらしうる」

東 アフリカ バッタ 被害

砂漠飛びバッタ バッタの大量発生は、ソマリアとエチオピアでは25年に一度の規模で起きます。 ケニアでは70年に一度と言われるほどの規模です。 ソマリアでは国家非常事態宣言が発令されました。 虫で非常事態宣言です。 バッタが大量発生するとどうなるのでしょうか。 アフリカ東部ではバッタが大量発生し食糧危機に直面しています。 このバッタの大量発生による災害を「蝗害」(こうがい)と言います。 日本では19世紀後半と20世紀後半に発生したようですが、近年は皆無と言って良さそうです。 本格的な大発生となったのは1880年(明治13年)8月のことである。 このときは、発生したバッタの大群は日高山脈を越え、胆振国勇払郡を襲った。 1971年(昭和46年) — 1974年(昭和49年)、沖縄県の大東諸島でもトノサマバッタ群生相による蝗害が発生している。 また、1986年(昭和61年) — 1987年(昭和62年)には鹿児島県の馬毛島でも3,000万匹のトノサマバッタが発生している。 ウキペディア バッタは空と大地を駆け巡って食物を食い荒らし、過ぎ去った後に残るのは、裸の台地だけです。 バッタはどんどん増殖します。 ケニアに到達したバッタは、1000億匹から2000億匹とされています。 このバッタの大群は、縦に60キロメートル、横に40キロメートルの大群で押し寄せます。 東京駅を中心にすると北は越谷市、南は横浜市を貫きます。 東は、船橋市、西は、府中市近くまで伸びます。 このような大群が襲ってきます。 バッタが食い荒らす量とは尋常ではありません。 一日に100万人分の食料を食い荒らすのです。 国際連合食糧農業機関(FAO)によりますと6月までにバッタの規模は500倍に拡大すると試算しています。 その頃には、2000万人が食糧不足に直面するらしいのです。 バッタはなぜ大量発生するのか 凄まじい勢いで増殖しているのは、「砂漠飛びバッタ」と呼ばれる種類です。 寿命は2ヶ月から半年です。 体調はメスが60mm程度になります。 最近になってバッタの大群が話題になっていますが、増殖は1年前から始まっています。 発端は、2018年5月と10月のアラビア半島にサイクロンが上陸したことからです。 サイクロンは熱帯低気圧です。 サイクロンによって半砂漠地帯が潤い、バッタが繁殖できる環境になったのです。 砂漠は砂の世界です。 半砂漠とは、雨季には雨が降ってバッタの餌となる草が生えます。 バッタはその草を食べます。 雨は普通であれば、数日しか降りません。 それで草は1ヶ月程度で枯れてしまいます。 バッタは雨が降りやすい季節風に乗って新たな餌を探しに飛び回るのです。 たどり着いた先で餌を食べ繁殖します。 草が枯れた頃に成虫となった子孫がまた餌を求めて移動するサイクルにです。 バッタの生息地にサイクロンが来ると何が起こるでしょうか。 草が枯れなくなるのでバッタは移動しなくてもその場で、餌となる草が豊富に食べられます。 バッタは移動しないで餌を食べ続けます。 数世代で連続で繁殖するようになるのです。 普通であれば数世代ごとで場所が変わります。 移動する道中で多くが死んだりもします。 移動しないと、死亡するバッタが減り、1箇所にバッタが密集してしまうのです。 相変異 数が増えれば餌もそれだけ早く無くなるのではないでしょうか。 草が枯れて減少すると、狭い範囲の草にバッタが密集します。 バッタには「相変異」という現象が起きます。 相変異とはバッタの密集度によってバッタの姿と行動が変化することです。 優等生だった生徒が、集団になると不良グループを形成するようなものです。 相変異はバッタが数世代続けて密集状態に置かれると起こります。 普通のバッタは密集せずにお互いを避けるくらい、おとなしい生き物です。 体の色は緑や茶色です。 地形の色に似せてカモフラージしており状態を孤独相(通常状態)と言います。 相変異が起こると、体の色は黄色に黒の斑点模様となり、おとなしかったバッタたちは攻撃的になります。 バッタは単独行動ではなく集団行動を取るようになります。 通常であれば、バッタは単独構想を好む「孤独相」ですが、密集すると集団行動をする「群生相」へ変化します。 相変異によって見た目が変わるのは色だけではなく、翅(はね)が長くなって飛びやすくなるのです。 この状態になったバッタは、一日に100キロ以上も飛ぶと言われています。 途中で、小さい群れが合流してさらに大きい群れに拡大し移動します。 5日おきに50から100個の卵を産んで増殖を続けます。 雨がたくさん降ってバッタが相変異した状態で、アフリカに起こっているのが原因です。 洪水やサイクロンは、2018年、2019年と立て続けに起きたのです。 草が枯れずに残ったことでバッタの増殖が止まりませんでした。 この集団が各地の農作物を食い荒らし食糧不足になっています。 東アフリカから西アジアに到達し被害が拡大しています。 なぜ相変異が起こるのか 相変異は密集状態になると起こると話しましたが、 成虫で相変異が起こるのではなく幼虫が密集していると相変異が起こるのです。 過密状態で幼虫が育つと、次第に色が黒くなり他の個体と一緒に移動する性質が現れてきます。 群生創生的な性質を持った幼生が成虫になり、卵を産むと、次の幼生は初めから群生的で、生まれてすぐ集団行動をとるようになります。 世代を経て集団行動をとるように性格が変わっていくのです。 育った環境によって性格が形成されているのは興味があります。 相変異は主に物理的に接触が原因です。 満員電車はお互いに触れ合う機会が増えます。 幼生を単独飼育しても絶えず物理的接触をすれば、群生相に近い姿になることが知られています。 フェロモンにも関係 物理的接触だけでなく、フェロモンも関係しています。 実はバッタのフェロモンは幼生と成虫では効果が異なっています。 幼生のフェロモンはお互いを惹きつける効果があります。 ところが、成虫のフェロモンは他の個体の方向感覚を狂わす性質があります。 だから孤独相の時は一匹で行動するのです。 群生層の時は成虫でもお互いを引き寄せいるフェロモンを出し続けるということです。 群清掃の時は成虫でも集団行動するのです。 バッタが密集すればするほど、その地域の餌は早く減ります。 集団でいると同じ場所では餌がすぐに枯渇して生き続けられないため、新し地へ移動を促す一種の適応反応だと考えられます。 発生源とされるアラビア半島の南部イエメンでは内戦が発生しており、バッタをモニタリングできませんでした。 それが増殖を抑えられなかった原因と考えられています。 殺虫剤を使って駆除すれば、人体への影響も避けられません。 殺虫剤を散布するには事前に人を退去させなければなりません。 それも決して簡単なことではありません。 中国侵入を警戒 砂漠飛びバッタが東アフリカからカザフスタン、パキスタン、ミャンマーを経てウイグル、チベット、雲南省から侵入することが警戒されています。 ところがこの侵入経路には、高い山脈が連なっています。 チベット付近は世界の屋根と言われるヒマラヤ山脈があります。 バッタの大群は、この山々を超えることは非常に難しそうです。 名前の通り砂漠飛びバッタは真っ平らな砂漠は飛び続けることはできます。 それよりも寒くなったりするとバッタは弱くなります。 寒過ぎて活動ができません。 活動できない、卵も産めない、殖えない、餌も探しに行けないのです。 今までのFAOのデータによると、イラン、パキスタン辺りの高原から引き返してくるようです。 ところが、強い根性のあるバッタのグループだけがこの高原を乗り越えることができるかもしれません。 中国に侵入できるのは少数のグループになりそうです。 中国国境を超えることはバッタの大群にとって大変困難なようです。 バッタが中国国境を越えられないまとめ バッタは高い山を越えられない 山脈越えたとしても選ばれた少数派 中国のバッタ対策技術は世界トップレベル FAOのバッタ監視データには40数年間出てこない。 Amazonの紹介欄(商品リンク)•

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アフリカから迫るバッタ巨大群の第二波――食糧危機は加速するか(六辻彰二)

東 アフリカ バッタ 被害

75 ID:bQ3V8Gdm9 新型コロナウイルスの危機に直面しているインドとパキスタンを、新たな脅威が襲っている。 バッタの大群だ。 インドやパキスタンでは、サバクトビバッタが大発生しており生息範囲を広げている。 インドでは少なくとも5つの州に広がっており、農作物に甚大な被害を与えているとインディア・トゥデイは伝える。 インドのテレビ局NDTVによると、西部マハラシュトラ州では、作物をバッタから守るために殺虫剤を頒布している。 また中部マドヤ・パラデシュ州では、農務省が被害を受けた地域の農家たちに、ドラムや食器を叩いたり、叫んだりして大きな音を立て、バッタを追い払うようにアドバイスしているという。 国連食糧農業機関(FAO)のキース・クレスマン氏によると、この大群は春の産卵で生まれたサバクトビバッタだ。 クレスマン氏は、「6月には東アフリカから別の群れが到達する可能性がある」とも警告している。 サバクトビバッタの大発生は東アフリカやアラビア半島でも起きていて、大きな問題になっている。 FAOによると、現在大発生しているサバクトビバッタは、もともとアラビア半島で発生したものだが、それが東アフリカや東南アジアまで広がっていると考えられている。 近年発生した幾つかの国での豪雨が、サバクトビバッタの産卵に最適な状況を作った、と同機関は説明する。 FAOはサバクトビバッタへ対策の資金を調達するなど対策を進めているが、解決には時間がかかりそうだ。 FAOによると、若いサバクトビバッタが、これから訪れる収穫シーズンの6月に食欲旺盛な成虫となり、食料危機の問題を悪化させる可能性がある。 さらに、イエメンでは新たな繁殖が進んでいて、6月にさらに大量のサバクトビバッタが発生して東アフリカの状況を悪化させる可能性もある。 FAOのチュー・ドンユィ事務局長は「サバクトビバッタの大発生は新型コロナウイルスの影響と重なって、人々の生活と食料の安全にとって壊滅的な結果をもたらしうる」と、強い懸念を示している。 近年世界各地を悩ませているバッタの大発生。 国連環境計画の専門家、リチャード・ムーナン氏は、地球温暖化がサバクトビバッタの大発生に影響を与えていると指摘している。 36 ID:CJPHkVSa0 疫病と飢餓が来た。 次は戦争だな。 76 ID:vzBKR0XQ0 最終到達地点は、バカチョン半島でOKOK。 64 ID:WOZYepLI0 4月ぐらいに6月には200倍って言ってたからこれからが本番。 08 ID:148O4Q8n0 生態的に海超えて日本に来る心配は無いらしい。 30 ID:sITCq29i0 さんざん殺虫剤を浴びてるだろうから食うのはやめとけ。 08 ID:7N7xx3h80 サバクトビバッタと聞くとB. 18 ID:Gc7thxQP0 中国に到達したらヒアリと一緒でコンテナに紛れて日本にやってくるよ。

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バッタ大量発生、数千万人に食料危機の恐れ、東アフリカ

東 アフリカ バッタ 被害

提供 サバクトビバッタ大発生の様子(写真/gettyimages) 群れで長距離を飛翔し、農作物を食い荒らすサバクトビバッタが東アフリカで大発生。 食糧危機が広がるのではないかと危ぶまれている。 小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」6月号では、アフリカのバッタ大発生についてリポートした。 * * * 「アフリカの角」と呼ばれる、アフリカ大陸東部のエチオピア、ケニア、ソマリアなどにまたがる地域で、サバクトビバッタの大発生による深刻な農業被害が起こっている。 国連食糧農業機関(FAO)によると、バッタによる食糧や生活の危機としては、エチオピアやソマリアでは過去25年、ケニアでは過去70年で最も深刻だという。 このままバッタの被害を食い止めることができないと、食糧事情が急速に悪化して、新たな国際紛争も招きかねないと専門家は気をもんでいる。 現在、世界は新型コロナウイルスのパンデミックに苦しんでいるが、サバクトビバッタの大発生からも目を背けるわけにはいかない。 砂漠などの乾燥した環境を好み、ふだんは北アフリカからアラビア半島、インドにかけての地域に生息している。 ところが、大発生したときには大群をつくって長い距離を移動し、移動した先々で作物を食い荒らす。 最近では、2003年10月から05年9月にかけて西アフリカを中心に大発生した。 群れは国境を次々に越えて移動しながら拡散し、20カ国以上に被害をおよぼし、農業被害は25億ドル(約2700億円)に上った。 サバクトビバッタは、つねに大群をつくるわけではない。 ふつうのときは、幼虫も成虫もほかの個体との距離を保って生息している。 この状態のバッタは「孤独相」と呼ばれ、幼虫は緑色や褐色、灰色など周囲の環境に溶けこむ色をしている。 ところが、大雨が降って餌となる草がたくさん生えるなど、いくつかの条件がそろうと大発生する。 個体どうしが互いに触れ合うことが多くなり、こうした環境下のバッタは普段よりも大きな卵を産み、その卵からは、黒い幼虫がふ化する。 その幼虫が混み合った環境で育つと、黒にオレンジや黄色が交じった体色の幼虫になる。 この幼虫から育った成虫は、群れをつくって餌となる植物を求め、長い距離を移動する。 このような特徴をもつようになったバッタは「群生相」と呼ばれる。 群生相のサバクトビバッタは、驚くような移動能力、飛翔力を見せる。 大群は1日に100キロメートルくらい飛ぶこともある。 記録として残っているものでは、1988年にアフリカで大発生したとき、大西洋を越えてカリブ海の西インド諸島や南アメリカ大陸にまで達したものもいた。 途中に陸地はないので、海を越えて飛んだ距離は約4500キロメートルに及ぶ。 さらに驚くのは、大群の大きさとバッタの数、そして旺盛な食欲だ。 FAOによると、大群の大きさは面積にして1~数千平方キロメートルにもなり、1平方キロメートルの大群の中には4千万~8千万匹の成虫がいるという。 1匹の成虫は1日に、自分の体重と同じ約2gの餌を食べる。 1平方キロメートルの大群に4千万匹の成虫がいた場合、一日に約3万5千人分の食糧を食べることになる。 3月末現在、アフリカ大陸内にとどまらず、海を渡ってアラビア半島からイラン、パキスタンでも大発生している。 この勢いが抑えられないと、「日本まで来るのでは?」と不安になるが、その心配はないという。 サバクトビバッタは寒さに弱いので、パキスタンやインドと中国の間にそびえるヒマラヤ山脈を越えるのが難しいからだ。 とはいえ、日本がバッタの被害と無縁というわけではない。 過去には、トノサマバッタの大発生が日本の人々を苦しめてきた歴史があるからだ。 1880~84(明治13~17)年には、北海道で大発生して大きな農業被害をもたらしている。 サバクトビバッタの生態や大発生のしくみについては謎も多く、現在のところ殺虫剤(農薬)をまくしか対策がない。 そのための人も資金も十分ではなく、FAOは、1億3800万ドル(約150億円)の支援を世界各国に呼び掛けている。

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